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玉木宏・御手洗潔シリーズ映画化・決定 

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本格派ミステリーの巨匠・島田荘司が映像化を拒み続けた「御手洗潔(みたらいきよし)シリーズ」初の映画化が決定しました。
玉木宏.jpeg
『星籠の海 探偵ミタライの事件簿』のタイトルで映画化されることが2日、明らかになった。

2016年の公開を予定している玉木宏が、脳科学者で天才探偵である主人公・御手洗潔役を務めることがわかった。

3月にフジテレビ系で放送された『天才探偵ミタライ~難事件ファイル「傘を折る女」~』の前作に続いて2作目の出演となる。

玉木宏は「難しいのは、膨大なセリフと戦わなくてはいけないこと。

でも、登場人物の中でたった一人、事件を解決していくキャラクターなので、すごく心地良いです。

楽しみながら演じています」と、絶賛撮影中だ。

 

御手洗潔シリーズは、島田氏のデビュー作でもある『占星術殺人事件』(1981年)にはじまり、34年もの間に中短編あわせて49作品、総発行部数330万部を超える人気シリーズ。

『占星術殺人事件』は、2014年1月に英国の有力紙「ガーディアン」で「世界の密室ミステリーベスト10」の第2位にランクインし、主人公の脳科学者で天才探偵の御手洗潔は、和製シャーロック・ホームズとも称される。



 今回、映画化される『星籠の海』は、島田氏が「天才探偵・御手洗潔が国内の事件を解決する最後の作品」と宣言し、シリーズの集大成となる作品。

また、自身の作品で初めて故郷である広島県・福山市を舞台にしているのも注目。

今回の映画の企画自体はドラマよりも2年先にスタートしており、5年の歳月をかけて原作・上下巻866ページの面白さを損なうことなく、大胆な脚本化が行われ、先月25日にクランクインを迎えた。



 島田氏は「レベルを越えた天才ぶりゆえに、そのキャラクターを演じることの出来る俳優など存在しない」と、映像化を拒み続けてきたが、「彼であれば…」と、納得したのが、主演の玉木宏。

先行したドラマ版では「期待以上の御手洗で、原作者として大変うれしく思います」と島田氏も大満足していたという。


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 監督は、『相棒』シリーズでおなじみの和泉聖治氏。

主人公・御手洗の魅力を余すところなく伝えるべく、新たな構成を考案。

その演出手腕に期待がかかる。

さらに映画オリジナルの女性キャラクターも登場。

石田ひかり、小倉久寛、要潤、谷村美月、吉田栄作らの出演が決まっている。

 

謎解きの鍵となるのは瀬戸内海。

これまでもスタジオジブリの映画『崖の上のポニョ』、ハリウッド映画『ウルヴァリン:SAMURAI』、長澤まさみ主演の『潔く柔く』、ドラマ『流星ワゴン』(TBS)など、数々の映画やドラマの舞台となった瀬戸内海・鞆の浦もロケ地のひとつとなる。

壇ノ浦の戦いや秀吉の朝鮮侵攻などさまざまな歴史的大事件の舞台にもなり、日本で唯一太古の昔から変わることなく、6時間ごとに機械のように潮の満ち引きが繰り返される時計仕掛けの海が、天才探偵・御手洗潔を、そして観客を難解な事件へと誘う。



 玉木宏は「ミタライシリーズ最新作のスケールの大きさが、福山ロケなどで表現できたらすごく見応えのある映画になると思う」と、手応え。島田氏も「あの御手洗潔が、いよいよ映画館の大スクリーンに登場、興奮しますね。

長年原作ファンでいて下さった方々、そして私自身にとっても、これは悲願でしたからね。

みんなで祝杯をあげたい気分です。理想的な御手洗さん役者・玉木宏さんとも出逢えたし、原作にとって最も幸福なかたちになりました」とコメントを寄せている。

ぜひ皆さんも劇場でご覧ください。

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